キレートレモンは糖質が高めなので糖質制限ダイエットには向いていません。
ですが、ダイエットに有効な成分も含まれています。
糖質が高いといっても1日1本であれば毎日飲んでも体に悪いということはありません。
それどころか体に良い成分がたっぷり含まれています。
キレートレモンの主な成分であるクエン酸やビタミンCに美肌や疲労回復効果があるということはご存じの方も多いのではないでしょうか。
キレートレモン1本中にはビタミンC・クエン酸が共に1350㎎配合されています。
ビタミンCはダイエット中に摂りたい栄養素なので、飲むことでメリットもあります。
また糖質は高めですが脂質は0gなので脂質の摂取量を抑えたいだけの人は問題なく飲めます。
体によいものでも摂り過ぎると体に悪いというのはキレートレモンに限ったことではありません。
無理に我慢することはないですが、適切な量を飲むようにしましょう。
キレートレモンを毎日飲むと太る?ダイエット中は大丈夫?
キレートレモンはカロリーが低い飲み物ではありません。ですがダイエットにとって良いこともあるのです。
主な成分の1つであるビタミンCには満腹ホルモンの「レプチン」の効果を上げる働きがあります。
なのでビタミンCを上手に摂取することはダイエットに効果的とみられています。
ビタミンCは一度にたくさん摂取しても不要な分は尿などで排泄されてしまいます。
こまかく分けて摂るのがおすすめです。
キレートレモン1本であれば1日の中で3~4回に分けて飲むぐらいがちょうどいいかもしれません。
またビタミンCには抗ストレス作用があるので、ダイエット中のストレスを軽減する効果も期待できます。
人体はビタミンCを体内作ることができません。
そして余分な分が排泄されてしまうことから、あまり蓄積もできないのです。
健康のためには定期的に摂取するのがよいでしょう。
蓄積しにくいことから特に1日の摂取の上限は定められていません。
ビタミンCは野菜や果物からも摂れますが、熱に弱い性質もあります。
さらに生の果物や野菜を毎日食べるとなると、それなりの労力と保存場所が求められるので、ドリンクなどを上手く取り入れて効率よくビタミンCを補いたいですね。
キレートレモンの効果は?健康にいい?
キレートレモンの主な成分の1つクエン酸は継続的に摂り続けることで、日常生活や運動後の疲労感を軽減することが報告されています。
ダイエットには適度な運動が必要な場合が多いです。
ダイエットを継続するために疲労を軽減・回復するような食品はとても助かります。
またクエン酸にはカルシウムを溶けやすい形に変える「キレート作用」を起こす力があります。
カルシウムなどのミネラルを包み込んで溶けやすくすることで吸収を促進する作用です。
ミネラルは代謝をサポートする栄養素で歯や骨をつくったり、酸素を運んだりする大事な栄養素です。
クエン酸を上手に摂り入れることで健康維持に役立てることができるでしょう。
過度な食事制限は若い人でも骨粗しょう症に近い状態になることがあります。
ミネラルやカルシウムの吸収が良くなる食品はダイエットの強い味方になってくれそうです。
まとめ
何にでも言えることですが体に良いものでも摂りすぎることで逆効果になってしまうことはよくあります。
最近では糖質が悪者のように言われがちですが、体に必要な栄養素の1つであることは間違いありません。
また体質によっても合う合わないもあるので、人は人自分は自分ぐらいに考えたほうがよいでしょう。
私はお腹が強くないので、生野菜を一度にたくさん食べるとお腹をこわしてしまいます。
なので汗をかく夏などは特にドリンク類でビタミンCを摂るようにしています。