ケチャップはしばしば味がわからない人が好むもののように言われたりしますが、実はうま味のかたまりです。
栄養も摂れるので毎日食べても平気ですが、糖質が高めなので糖質制限中の人はお気を付けください。
ケチャップは砂糖や塩、スパイスを使って作られていてしょう油やみそよりも塩分が低いです。そのうえトマトの栄養が凝縮されていて、効率よく栄養が摂れる優れた調味料と言えます。
トマトケチャップ大さじ1杯分のカロリーは22kcal程で他の調味料と比べても低めですが、糖質は4.7g程度とソースなどに比べれば低いもののやや高めといえます。
また、ケチャップはワサビやからしなどと違い、一度にある程度たくさんの量を使う料理などもあるため、糖質制限をしている人や普段から気になっている人は摂る量に気をつけてください。
また、ケチャップに含まれるグルタミンといううま味成分のおかげで、食欲が増進してしまうかもしれません。
ダイエット中の人はケチャップを使った料理を食べる際は「美味しくていっぱい食べちゃう」にお気をつけください。
ケチャップに含まれる塩分はどのくらい?
ケチャップは他の調味料に比べると塩分はそれほど高くありません。
ケチャップ・・・・3.1g
濃口しょうゆ・・・14.5g
マヨネーズ・・・・2.0g
ウスターソース・・8.5g
(100gあたり)
なので食事の塩分量を気にしている人も適量を摂る分にはあまり気にしなくてよいでしょう。
ケチャップはトマトの栄養がぎゅっと凝縮されています。
トマトの代表的な栄養素リコピンは生のトマトの2~3倍です。
リコピンの抗酸化作用は美容にも健康にも嬉しい栄養素ですよね。
他にもアンチエイジング効果や免疫機能の強化が期待できるβカロテンや美肌にも大切なビタミンEが含まれています。
糖質は高いですがカロリーは低めなのでカロリー制限中でも摂りやすいですが、ケチャップを使う料理はカロリーが高めのものが多いので気をつけてください。
塩分が少ないと食事が物足りなく感じることもありますが、ケチャップのようにうま味成分が強い調味料を上手に使えば物足りなさを緩和できます。
塩分を控えたい人にも頼もしい存在の調味料ですね。
ケチャップの1日の摂取量はどのくらい?食べ過ぎは…?
ケチャップの1日の摂取量の理想は大さじ1杯程度と言われています。
他の調味料に比べても塩分は低めで栄養たっぷりならそんなに制限する必要はないのでは?と思ってしまいますが、糖質が高めなのです。
なので糖質を控えたい人は糖質オフのケチャップやトマト缶などで代用するなどケチャップの摂取量を減らしたほうがよいでしょう。
ケチャップに含まれるグルタミン酸といううま味成分で食欲が増進してしまうかもしれません。ダイエット中の人は、ケチャップを使用する料理を食べる時は食べ過ぎに注意してください。
ケチャップは意外なお料理にも調味料として使われています。それだけうま味成分が強いということでしょう。
ついつい食べ過ぎてしまいそうですが適量を食べて上手に栄養を摂りたいですね。
まとめ
トマトが苦手でもケチャップは平気と言う人は多いのではないでしょうか。
トマトが苦手でもトマトの栄養がケチャップから摂れるのは嬉しいですよね。
ケチャップは洋食だけでなく、和食や中華料理の味をととのえる時にも使われたりと、万能調味料といっても過言ではないほど色々使えます。
ただ栄養があってもオムライスやナポリタンを食べたら1日の理想の摂取量を軽く超えてしまいます。
糖質のことを考えると連日のケチャップ多めメニューは避けたほうがよさそうですね。
大人も子供も大好きなケチャップを上手に取り入れたメニューで、おいしいも栄養もどちらもかなえてしまいましょう。