キシリトールは体に悪い?食べ過ぎるとどうなるの?

キシリトール 体に悪い 食べ物の悩み

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キシリトールは人工甘味料の一種です。

「人工甘味料」と聞くとあまり体に良くない物なのではと思ってしまいますが、虫歯菌を弱らせる効果など歯の健康に有効です。

キシリトールを多く含むガムやタブレットなどの表示にも書いてありますが、一度にたくさん食べると一時的にお腹が緩くなることがあります。

1日の限度は20~30g程度と言われていて、キシリトール100%ガム15個分ぐらいです。ですがアメリカでは1日の摂取量に制限を与えない食品とされています。

WHO(世界保健機構)やFDA(米食品医療局)、FAO(国連食糧農業機関)でも認可されていて国際的にも安全性が高い食品とされていることがわかります。

キシリトールは砂糖に代われるぐらい甘みがありますが虫歯の原因になりません。虫歯の原因にならないだけでなく虫歯菌のだす酸を中和してくれます。

キシリトールは体に悪いどころか歯の健康の強い味方ということですね。

ただキシリトールが入っていれば何でもいいというわけではありません。

キシリトール100%のガムやタブレットは市販品ではなかなかありません。そうなるとキシリトール以外にも甘味料が入っていたり果汁が入っていたりします。

砂糖や果汁は虫歯をつくる原因になってしまいますので、キシリトールが50%以上で砂糖や果汁を使っていない物を選ぶようにしてください。

 

 

キシリトールを食べ過ぎるとどうなる?副作用は?

キシリトール 体に悪い

キシリトールは甘味料の一種である糖アルコールで砂糖と同じ甘みでスーっとする特徴があります。

甘味料は食品なので薬のように副作用はありませんが、一度にたくさん摂るとお腹が緩くなることがあります。

乳製品でお腹がゴロゴロする人がいるのと同じように体質にもよりますが、一時的なものなのでそれほど心配することはありません。

キシリトールはカロリーが砂糖の約4分の3ですが甘みは同じくらいあります。砂糖よりも血糖値の上昇が抑えられるといわれています。

血糖値の上昇に気をつけたい人でも摂りやすい甘味料ではありますが、カロリーがゼロなわけではないので血糖値が絶対上がらないということではありません。

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キシリトールに添加物は入っている?効果的な食べ方はあるの?

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キシリトール自体が食品添加物の一種です。

食品添加物と聞くとそれだけで「悪」のような感じがしてしまいますが、もともと天然の食物に含まれています。

果物や野菜に含まれていて代表的なものはカリフラワー、ホウレンソウ、いちごなどです。

摂取し過ぎるとお腹が緩くなることもありますが、過剰摂取が危険という食品ではありません。

虫歯の予防という観点からすると積極的に摂り入れたい食品です。

 

キシリトールの虫歯予防効果

・虫歯の原因にならない

・唾液の分泌を促進

・ミュータンス菌を弱らせる効果

・歯垢が歯につくのを抑制

虫歯予防には食後30分以内や寝る前に5分ほど食べるのが効果的です。

 

ガムやタブレットで摂るのが手軽でおすすめですが、選ぶ時の注意点があります。

・甘味料50%以上がキシリトールである

・ショ糖(砂糖)が含まれていない

・クエン酸を含まない

・果汁などを含まない

以上のことに気をつけてください。

 

キシリトール100%のガムやタブレットは歯科医院で購入が可能です。行きつけの歯科医院やお近くの歯科医院で確認してみてください。

 

 

まとめ

食品添加物や人工甘味料という言葉だけを聞くと体に悪いもののように感じてしまいますが、必ず悪というわけではありません。

キシリトールの虫歯を予防する効果はすごいです。

歯の健康は身体の健康に直結するものなので、添加物という響きだけで敬遠してしまうのはもったいない事だと思います。

キシリトールは比較的手に入りやすい食品なので、摂り入れやすいのも嬉しいですね。

 

 

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