家庭用冷蔵庫を買い替えることで温室効果ガスを減らせる⁈

家庭用冷蔵庫 買い替え 温室効果ガス 経済に関すること

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家庭用冷蔵庫の製造から廃棄までの流れの中で温室効果ガスの排出量が一番多いのが使用時で約8割です。

なので省エネ性能が優れている製品に買い替えたほうが、温室効果ガスを減らせる可能性が高いでしょう。

家庭用冷蔵庫は寿命が8年~12年と言われています。

とはいえすべての冷蔵庫がその年数で壊れるわけではありません。

壊れていないのに廃棄するのは罪悪感がありますし、物を大事に長く使うほうがエコなのではないかと感じてしまいます。

ですが家電製品に関しては、長く使い続けることが必ずしも環境負荷を減らすとは言えないようです。

24時間常に稼働している家庭用冷蔵庫を省エネ性能の高い製品に買い替えることは、温室効果ガスの排出を抑えることに一役買うのではないでしょうか。

 

家庭用冷蔵庫を省エネタイプに買い替えするだけで環境負荷が減る⁈

家庭用冷蔵庫 買い替え 温室効果ガス

省エネに対する各メーカーの企業努力はすごいです。

省エネした分がそのまま温室効果ガスの削減ということでは無いようなのですが、現時点での主力な発電方法は二酸化炭素の排出を伴うものなので、使うエネルギーを抑えることは環境負荷を減らすことになります。

冷蔵庫は家庭における電力消費の14.2%を占めており、家電の中では1位です。

エアコンなどのほうが高そうに感じますが、冷蔵庫は365日24時間稼働しているので、年間でみると高い割合になるのですね。

この10年で家庭用冷蔵庫の省エネ性能は49%上昇しているそうです。

常に稼働させるという性質を考えても、省エネタイプに買い替えることのメリットは大きいように感じます。

家庭用冷蔵庫を含め、家電製品は省エネタイプのもののほうが環境負荷は減らせると考えてよさそうです。

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2005年製以前の家庭用冷蔵庫の年間消費電力に注意?

家庭用冷蔵庫 買い替え 温室効果ガス

何故2005年製以前に注意が必要かというと、2006年を境に年間消費電力の測り方が変わったからです。

冷蔵庫の年間消費電力は、冷蔵庫に貼ってあるラベルに記載されているのですが、測り方が変わる以前のものと現在のものでは正確な比較が難しいです。

ですが10年~15年前と今では家庭用冷蔵庫の消費電力は半分くらいになっていると言われています。

現在家にある冷蔵庫が2005年よりも前の製造であれば買い替えた場合、年間消費電力も半分くらいと考えてよいかもしれません。

半分ということは冷蔵庫の年間の電気代が1万円として、5千円になるということですから結構大きな差です。

環境省や家電メーカーなどで、新旧の冷蔵庫を比較できるサイトがあるので、冷蔵庫を買ってしばらく経経っているのであれば、見てみるとどれくらい省エネや節約になるのか大体の目安がわかります。

 

まとめ

数年前にエアコンを購入する際に家電量販店の店員さんから聞いた話では、各メーカーすでに機能はそれなりに進化して大きな変化のある機能はつけられないために、新商品はいかに省エネできるかで争っているそうです。

冷蔵庫に関しては必ずしもそうとは言い切れないですが、省エネに力を入れるということは省エネの製品のほうが売れるということだと思います。

消費者の環境への意識が上がっていることと、家計への負担減を思えば当然の流れかもしれません。

実は我が家の冷蔵庫もすでに10年前後使っているので環境省の「しんきゅうさん」というサイトで買い替えた場合の比較をしてみました。

新しいものに買い替えるとCO²を69~116キログラム減らせると出ました。CO²の量と言われても目に見えるものではないのでいまいちピンとこないですが、電気代にすると4千円~6千円ぐらいは減るそうです。

冷蔵庫は壊れてから買うとなると生活に支障が出る家電です。ある程度年数が経っているのであれば買い替えを検討してみてもいいかもしれません。

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