ファミマ無人店舗が郵便局内に出店?コンビニ業界はどうかわる?

ファミマ 無人店舗 郵便局 経済に関すること

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ファミリーマートと日本郵政グループが連携し、全国の郵便局内に無人決済のコンビニエンスストアを開設しました。

無人決済店は、天井に設置されたカメラや棚のセンサーで来店客が手にした商品を把握するシステムになっていて、レジにも従業員はいません。

ファミリーマートと日本郵政グループは、2024年度末までに無人決済店1000店舗という計画を発表しています。

無人決済店はシステム導入のため出店費用は高くなりますが、人件費等のコストは下がるため小規模の店舗でも採算が取れる見込みです。

このビジネスモデルが成功すれば、コンビニエンスストアの出店に対しての考えが大きく変わる可能性もあります。

日本郵政ではこれまでも違う形でコンビニの誘致を試みていましたが、コンビニの採算という面で上手く進みませんでした。

今回は間借り方式ですので、新たに店舗や人員を配置するよりも出店のリスクが少なくて済むことから、新たなビジネスモデルとして注目されています。

コンビニは私たちの生活に欠かせない存在になりました。

日本全国にある郵便局とコンビニのビジネスがよい関係を築くことができれば企業の利益だけでなく、利用者側にとっても便利になるでしょう。

 

ファミマ無人店舗を郵便局内に出店した時の商品の品ぞろえは?

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品ぞろえや営業時間に関しては店舗によって違いますが、埼玉県内に開店した1号店では350種類の商品が置かれています。

埼玉の川越に出店した郵便局内1号店は、天井や壁に設置されたカメラやセンサーを使った店員が常駐しない店舗です。

最新式のシステムを使った店舗もあれば、とてもアナログ方式での出店もしています。

郵便局内に自動販売機2つ分ほどの棚で商品を販売する形式です。こちらの形式の店舗は70種類程度の品揃えで、郵便局の窓口で決済します。

お年寄りが多い地域などであれば、郵便局のついでにちょこっと買い足しができるのは嬉しいですね。

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ファミマの無人店舗の対応は郵便局員がする?

ファミマ 無人店舗 郵便局

カメラ・センサー・ゲートが設置されている店舗は無人レジが設置されているので、基本的に郵便局員が対応はしません。

商品の補充は近くの店舗の店員が行います。

店内に棚が設置されている小規模な出店の店舗の場合は、郵便局の窓口で代金を支払うことになります。

近年、レジをセルフ化するお店が増え色々なタイプのレジを経験してきていますが、初めてだと店員さんのアシストを受けてやっと決済ということがあったりします。

また、セルフレジがある店舗でもよくわからないことをしたくないという年配の方は、混んでいても店員さんのいるレジに並んでいたります。

そういう方には完全な無人の店舗は少し抵抗があるかもしれません。

私は小心者で後ろに人が並ぶと焦るので、人が並んでいないタイミングなどを狙ってしまいます。

郵便局はもともと行政側の機関ということもあり、採算などを考えて設置しているわけではありません。

だからこそ、人口が少ないところや過疎が進んでいるような地域や場所にもあるのですが、民営化されたので利益も考える必要があります。

これから高齢化がますます進んでいく中で、今回のようなビジネスモデルが成功して、地域に良い循環が生まれたら良いですね。

 

まとめ

コンビニやファミレスなど、24時間営業や深夜営業が当たり前であった業種の営業時間が見直される中で、出店場所の変化や無人店舗は当然の流れなのかもしれません。

コンビニは、現在ライフラインとも言われるほど地域に根ざし、なくてはならない存在です。

無人店舗のような企業にとって効率化が図れる業態を進めると同時に、行政や地方自治体と連携してオーナーや企業だけに負担がいかない維持の方法も探していけたら地域も企業も潤うのではないでしょうか。

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