スマホ金融サービスとはその名の通りスマホで様々な金融サービスが使えることです。
銀行・証券・保険など今までは窓口まで行く必要のあった手続きなどもスマホからできるようになってきています。
更に銀行・証券・保険など今まで分かれていた業界が、垣根を意識せずにワンストップでサービスを提供する動きも広がりをみせています。
スマホ金融のメリットとデメリットって何?
スマホ金融のユーザー側のメリットは何と言ってもスマホで完結することです。
銀行へ行って振込や支払いを行うとなると銀行の開いている時間に銀行のある場所まで行かなくてはなりません。
混んでいれば待ち時間もあります。
保険の手続きであれば担当の人との予定を合わせたり、窓口に行くのにも予約が必要であったり、待ち時間がある場合も多いです。
手続きでも時間が必要なのに、それ以外でも時間が必要になってしまうのは仕方のないこととはいえ、わずらわしくも感じてしまいます。
さらにコロナ禍で非対面であるということが今までより求められるようになり、サービスの提供が加速しました。
世の中の需要が高まったことにより銀行・証券・保険の業種をまたいで取り扱える「金融サービス仲介業」が始まりました。
仲介業が始まったことにより今後増々手続きが簡単になっていくことが予想されます。
デメリットは信用度が低いということです。
ある一定の年齢より上の年代では、今まで対面が求められてきたことをスマホのみで行う事に抵抗があるようです。
お金の事は個人情報の中でも特に漏れてほしくない部分なので、慎重になる気持ちは当然あると思います。
スマホ金融を一番利用しているのは30代ということなので、比較的ネット上のサービスに抵抗を持っていない年代と言えるかもしれません。
スマホの金融商品を扱う業者でもメインのターゲットは、デジタルネイティブの若年層です。
これから利用者が増えていけば窓口が減る現象が起きてくるので、非対面がメインへと移行していくことも考えられます。
現在利用していない人も、どういうものなのかという事は頭に入れておいたほうがいいかもしれません。
スマホ金融の今後の成長は?
コロナ禍が当初の予定より長期化し、非対面のサービスが拡大しました。
また、リモートの技術や活用方法を学び、都心にオフィスを置かない会社も増えました。
今後もしばらくはそういう流れが続くと予想されます。
そうなれば非対面でできる金融サービスの需要は増えるでしょう。
信頼が薄い世代に信頼してもらえるようなサービスを示すことが今後の課題になりそうです。
まとめ
スマホ金融はビジネスパーソンがよく使うイメージがありますが、意外と子育て中の方や家の事をメインに行っている人に助かるサービスでもあります。
小さいお子さんがいるとちょっとそこまでのお出掛けも気が思い時があります。
天気が悪かったりすると、できれば別の日に出掛けたいと思う事もしばしばです。
ですが支払いの期日や振り込みの予定などがあると、ずらせないなんていうこともありますよね。
それがスマホの操作だけで済めば助かりますし、時間にもゆとりが生まれます。
保険も対面だと勧められたものを断れないという人もいるので、対面よりも非対面のほうが合うという人もいるのではないでしょうか。
ただ非対面だとちょっとした疑問をすぐに聞けないというデメリットもあります。
そういう人のためにまた新しいサービスが生まれるかもしれません。
世の中に新しいものが生まれて、今まであったものが無くなるということを繰り返していくことは仕方がないことなのかもしれませんが、少し寂しくもあります。
最近、対面の接客で詐欺を防いだという話をよく聞くので、非対面の良さと対面の良さを両方生かせる社会になると嬉しいですね。