今水素自動車が大きな注目を浴びていますよね。
環境問題が世界的に問われている今、水素自動車が身近にできる環境問題として注目をされています。
トヨタを始め、世界的に自動車メーカーでも水素自動車の開発にシフトされており、今後は自動車の展開も大きく変わっていくでしょう。
そんな水素自動車ですが、トヨタの水素自動車は失敗なのでしょうか?
またトヨタの水素自動車は将来的に普及をしていくのでしょうか?
ここではトヨタの水素自動車について解説をしていきます。
トヨタの水素自動車って失敗なの?デメリットなど知りたい!
トヨタですが、日本が誇る世界的な自動車メーカーですね。
そんなトヨタからも水素自動車はもちろん発売されています。
しかし、トヨタの水素自動車ですが、失敗とも聞きましたがこれって本当なのでしょうか?
結論から言えば、決して成功とは言えない結果になっています。
詳しく解説をしていきます。
トヨタの水素自動車はMIRAIという車種で展開をしています。
2014年に販売を開始したMIRAIですが、思ったような販売数は伸びず、2020年のトヨタの水素自動車の世界販売数は2000台となっています。
これでは決して普及をしているとは言えませんね。
トヨタに限らず水素自動車ですが以下のようなデメリットがあります。
・価格が高い
トヨタのMIRAIですが2014年の販売当初のお値段として700万円となっています。
そして現在でも700万円から800万円クラスの値段となっており、とてもじゃないですが気軽に買えるお値段ではないですね。
・水素ステーションの普及が少ない
時々見かけるようになった水素ステーションですが、まだまだ普及は少ないです。
気軽に燃料を供給できなければ使い勝手は悪いですよね。
水素ステーションはガソリンスタンドよりもコストが高く、なかなか普及がしません。
また災害時にも水素ステーションが使えなくなったら、どこからも燃料を供給することができなくなってしまいます。
水素自動車ですが、環境にもよく、高燃費、静かなど様々なメリットがあります。
ただやはりそれでもトヨタクラスで成功をしていないとなると、まだまだ普及には時間がかかりそうですね。
トヨタの水素自動車は将来普及しない!?実現できる?
こうなるとトヨタの水素自動車ですが、将来的に普及しないのでしょうか?
結論から言えば、そんなことはないと思います。
上記の通り、今世界的に環境問題に取り組む方向にシフトをしています。
特に自動車メーカーでは国からの命令で、二酸化炭素排出量を減らすなどの取り組みをしています。
アメリカの電気自動車や、クリーンエネルギー事業を手がけるテスラ社が、大きな売り上げを上げており、CEOのイーロン・マスク氏が世界富豪の1位になりました。
それだけやはり電気自動車や水素自動車は今注目をされています。
実際欧米ではガソリン車の販売規制も始まっており、今後は世界的に水素自動車や電気自動車のシェアが高まっていくでしょう。
トヨタは世界的な自動車メーカーですし、日本の技術が詰まっています。
なのですぐには結果は出なくても、将来的にはトヨタの水素自動車は十分普及するでしょう。
そして水素自動車が普及をすれば、今度は水素ステーションなども街中で見かけるようなるでしょう。
世界的に環境問題に取り組むことで、ぜひ新しい社会を実現してもらいたいですね。
まとめ
現在社会的に環境問題に注目が集まっています。
それに伴い新しい技術として水素自動車が注目をされており、少しずつですが普及がしています。
トヨタでも水素自動車は開発をしており、販売はしています。
しかし値段が高く、燃料の供給がしにくいなどで十分に普及はしていない現状です。
ですが、世界的に環境問題への取り組みにシフトしている以上、今後は水素自動車が広まっていくと思います。
トヨタはもちろんのこと、様々なメーカーの水素自動車が街中を普通に走るという未来がそのうち来るかもしれませんね。