冬の赤ちゃんとの入浴では、脱衣所や浴室を温めることが赤ちゃんとお母さんを守ることになります。
家の構造や赤ちゃんの月齢、性格によっても変わるので赤ちゃんとお母さんの負担が少なく自分の家に合う方法をみつけましょう。
ベビーバスを卒業した後ねがえり前の時期・ねがえり後の時期・動き回る時期それぞれの対処法についていくつか考えてみます。
ワンオペ育児で赤ちゃんをお風呂に入れるには事前準備が大切!
ワンオペでの子育てで大変なことの上位に確実に入るのが、赤ちゃんをお風呂に入れることではないでしょうか。
季節や月齢によって、やり方を変えて対応しなければならないのも大変に感じる原因のひとつです。
全月齢に共通しているのは事前準備をしっかりしておくことが大切ということです。
それは子供のオムツや保湿クリームだけでなく、お母さんが風邪をひかないようにする準備も含まれます。
・赤ちゃんの準備
赤ちゃんの着替えや肌着は一度で腕や足を通せるように広げてセッティングしておきます。
タオル→オムツ→着替えのように使う順番を考えた配置にしたり、オムツも広げておくなど自分のベストを見つけてください。
バスタオルも畳んで置いておくより、広げて置いておいてすぐ包める状態にしておくとスムーズです。
・お母さんの準備
バスローブやボタン付きのタオルなど、自分が風邪をひかないよう準備します。
お母さんの気持ちとしては自分はさておき子供をまず…と考えますが、体調を崩すととたんに子育てが辛く感じてしまいます。
ワンオペであればなおさら自分を大切にしてください。
ワンオペ育児のお風呂の入れ方は?待たせ方も大切!
入れ方や待たせ方で難しいのは脱衣所の造りやお風呂の構造など家によって違うことです。
なので人からのアドバイスで買った物があまり便利とは思えなかったり、逆に必要ないよと言われた物が便利に感じたりします。
アドバイスは参考にさせてもらいながらも、自分にとって楽なスタイルを探すことが何より大事です。
月齢によって便利な物や注意点が変わってきますので、月齢別に紹介します。
・待機場所
子供を待たせておく場所の環境はとても気になりますね。全月齢に共通するのは湯上りに必要な物はすべて準備をしておくということです。
これはどのシーズンでも同じですが、冬は保湿を入念にしたいのと、早く着替えを終えたいので温かい時期より用意周到にする必要があります。
・ねがえり前の時期
動きはほとんど無い時期なので、オムツ・おしりふき・着替え・バスタオル・保湿クリームはすべてお母さんの手の届きやすいところにセットして大丈夫です。
暖房を入れたり、暖かい毛布やタオルをかけて寒さ対策をメインで行いましょう。
・ねがえり後の時期
ねがえりするようになると待たせる場所は危なくないかの注意がより必要になります。
泣くかもしれませんが、バウンサーやハイローチェアのような固定できるもののほうが安心です。
・動き回る時期
ずりばいやハイハイの時期は固定して危なくないように固定して待たせるのが基本になります。
手ごろなサークルなどがあればそれをお風呂場の近くに持ってきてもよいでしょう。
固定する場合はオモチャなどで気を紛らわせたり、扉をうっすら開けて中から声を掛けながらなるべくご機嫌でいてもらう方法を探します。
つかまり立ちの時期は目が離せないので、もう待たせることは難しいです。
バスチェアなどを使って一緒に入れる工夫をしましょう。入浴も月齢によってやりやすい方法が変わってきます。
・ねがえり前の時期&ねがえり後の時期
バスマットやバスチェアを使用してねんねの体勢のまま洗うのが危険がなく早く洗えます。
バスマットはヒヤッとしない素材を使うなど工夫されていますが、お湯で温めておいたほうが赤ちゃんが気持ちいいかもしれません。
・動き回る時期
マットにゴロンとさせても動きたがるようになったら、座る姿勢のまま洗ったり浴槽のふちにつかまらせて、立つ姿勢のまま洗ったほうが平和に洗えるでしょう。
お母さんは目も手も放しませんが万が一転んだ時に備え、床が硬くないようにしておくと安心です。
短期間しか使わないかもしれない物を購入するのは考えてしまいますが、ワンオペの場合は便利な道具に頼ったほうがお互いストレスがないように思います。
まとめ
私も一人で子供をお風呂に入れていたので、お風呂に入れる時間が近づいてくると憂鬱になっていました。
おそらく世界中にそういう思いをしたお母さんたちがいて、少しでも後のお母さんたちが楽になるようにという思いもあって、便利な道具がどんどん生まれているのだと思います。
便利な道具で楽をすると言っても結局一番大変なところは道具でどうにかなるものでもないので、どうにかなるところはどんどん楽にしてお母さんも赤ちゃんも元気に過ごしてほしいです。