雛人形は飾るべきか悩みがちですが、基本としてこの年齢まで、という決まりはないので、飾りたければ、女の子が何歳になっても飾ってOK!
ただ、雛人形の持ち主の女の子が成長し、成人したら飾らなくなった、という家庭も多いのです。
それでも雛人形って、女の子のお守りといえる存在なので、大切に扱い、極力は毎年飾ってあげることをおすすめします。
もちろん女の子が結婚する時に、雛人形を嫁ぎ先に持って行っても良いもの。
でも、雛人形って持ち主からその娘さんへ、引き継ぐことは出来るのでしょうか?
また雛人形を処分したい場合はどうすべきもの?
今回はそこで、雛人形は引き継ぐことは可能なのか、また雛人形の処分の仕方を紹介します!
保管している雛人形を次の代に引き継ぐのは大丈夫?
保管していた雛人形を次の代に引き継ぐ、というのは、基本的にはダメですよ!
女の子が産まれたら、その子の雛祭りには、新しい雛人形を贈ってあげましょう。
というのも、雛人形は持ち主に災厄が降りかからないように、身代わりになってくれる役目があります。
でもその役目は持ち主にしか効果は発揮しません。
そのため、女の子が産まれた場合は、新しい雛人形を買ってあげないと、身代わりにならないんですね…。
雛人形はそもそも厄除けや魔除けの意味合いもあるため、女の子には必ずその子専用に、雛人形を贈りましょう。
すると雛人形が持ち主に対して、身代わりやお守りなどの効果を発揮するんですよ!
雛人形って厄除けだったり守り神の意味合いがあったんですね!
私も実家にいた頃は毎年、雛人形を飾ってもらっていましたが、かなり大切でしかも重要な役目があったと改めて知りました。
でも私の雛人形は、私専用ではなく叔母のお下がりだったので、あんまり何かに守られている、という気持ちはしなかったです…。
ということで、しっかりと娘さんを守ってあげて、厄払いをするためにも、雛人形は引き継ぐのではなく、新しいものを購入しましょうね。
引き継ぐかたちになってしまうと、お守りとしての役割を果たしてくれないのでご注意を。
ちゃんと女の子が産まれたら、雛人形を初節句には贈るべし。
ただし、雛人形は大きくて立派なものでなくても、ミニサイズだったりキャラクターものでも良いんですよ!
私の友人も自分の娘さんに、人気キャラクターの雛人形を買ってあげていました。
娘さんが喜ぶのでしたら、気軽に購入しやすく、飾ったりしまったりするのが面倒ではない雛人形でもOKです!
ぜひ娘さんには素敵な雛人形を贈って、健やかな成長を願いましょう。
雛人形の処分の仕方はどうする?処分方法は大切!
雛人形を処分したいのでしたら、その仕方としては寄贈するか、もしくは神社仏閣で供養してもらうのがベストですね!
やっぱり雛人形って、ずっと女の子のお守りだったワケですから、粗末に捨てたりするのは絶対にNG!
また知人や友人や親類に譲るのもダメなんです。
雛人形は最初の持ち主だけのお守りであるため、誰かに譲ったとしても、もうお守りの役割は果たしません。
確かに、雛人形をお守りと考えると、用済みになったお守りを、誰かに譲るという行為になってしまいますね!
用済みになったからといってお守りを誰かに譲るのは、とても失礼な行為です。
だからこそ雛人形は寄贈するか供養するかの二択が、正しい処分の仕方なんですよ。
寄贈する場合は、地域で行われる雛祭りイベントの主催者に連絡し、雛人形を寄贈、寄付したいと伝えましょう。
そうすれば雛人形は雛祭りイベントで、ずっと飾られるようになるので、安心して処分が出来ます。
また1番おすすめなのは、神社仏閣で供養してもらうことですね。
お守りも1年経ったら神社仏閣でお焚き上げしてもらうもの。
雛人形もお守りとして役目を終えたら、神社仏閣の神聖な場所で、きちんと供養してもらいましょう。
そうすれば雛人形に対して感謝の気持ちも伝えられますよ!
ぜひ雛人形の処分の仕方に困った時は、寄付や供養をしていくと良いですね!
ちなみに供養してもらう場合は、雛人形の供養を受け付けている神社仏閣をまず探すこと。
そして供養してもらいたいことを問い合わせして、受け付けてくれた神社仏閣へ雛人形を持って行きましょう。
やっぱり規模の大きい神社仏閣でないと、供養を受け付けていないこともあるので注意してくださいね。
まとめ
雛人形は何歳まででも飾って良いもの!
娘さんが飾りたいと希望しているなら、何年経っても飾ってあげましょう。
ただし雛人形は引き継ぐことが出来ないので、娘さんに女の子が産まれたら、新しく雛人形を買ってあげてくださいね。
もし雛人形を処分したい場合は、雛祭りイベントの主催者に寄贈、寄付するか、神社仏閣で供養してもらうのが良いですよ!
雛人形は特別な人形なので、感謝の気持ちを込めて、供養していくのが正解ですね!