スーツにカビが生えてしまった場合でも、捨てる必要はなく、ドライヤーかアイロンでカビに熱を加えるか、消毒用エタノールをスプレーして除去しましょう!
するとスーツに生えてしまったカビの応急処置が出来ますよ。
スーツにカビが生えているとすごくショックですよね…。
私もクローゼットにしまっておいた衣類にカビが生えていて、慌ててカビを除去した経験があります。
今回はそこで、カビが生えてしまったスーツを捨てることはせずに、しっかりカビを除去する方法を詳しく解説しますね!
スーツのカビ取り方法は?
スーツにカビが生えている場合、取り方としては、ドライヤーかアイロンを使い、カビ部分に熱を加えていくか、消毒用エタノールをスプレーして除去すること!
これらの方法をすれば応急処置ではありますが、スーツのカビを取ることが出来ますよ。
ではより詳しく、スーツのカビの取り方をご説明しますね。
・ドライヤーで乾燥させ熱を加える取り方
まずスーツに衣類用ブラシをかけていきましょう。
しっかりとブラッシングして表面のカビを除去したら、カビが生えた部分にドライヤーを当ててください。
ただしドライヤーを当てる際は、スーツに近づきすぎないように気を付けましょうね。
十分にドライヤーでカビを乾燥させたら、乾いた布で拭き取れば完了です。
・アイロンで加熱消毒させる取り方
最初はドライヤーの時と同じで、まずスーツをブラッシングして、表面のカビを落としていきます。
そしてスーツに当て布をしてから、カビが生えた部分にしっかりと、アイロンを当てていきましょう。
アイロンはスチームではなくドライモードにして、スーツに当ててくださいね。
カビが生えた部分をしっかり高温で殺菌し、カビ臭がなくなったら、通気性の良い場所にスーツを干して乾燥させましょう。
ただし、アイロンを当てる前にはまず、スーツの洗濯表示タグを見て、アイロンを当てても大丈夫か確認を!
アイロンNGなスーツだと、繊維が縮んだり傷むので気を付けましょうね。
・消毒用エタノールで殺菌する取り方
スーツのカビが生えている部分に消毒用エタノールを適量、スプレーします。
そして15分~30分ほどそのままにしておきましょう。
時間が経ったら、乾いた布でカビ部分を拭き取れば完了ですよ!
簡単で良いですね!
ただし、この時使うエタノールは、70~80%濃度のエタノールを使うこと。
またスーツの素材によっては、エタノールで変色する可能性もあるので、まずは目立たない場所でエタノールをスプレーしておくと安心ですよ!
以上がスーツにカビが生えていた時に役立つ、カビの取り方なんですが、これらはあくまでも応急処置なんです。
紹介したカビの取り方では、またスーツにカビが生えてしまう、ということもあるので、くれぐれも油断してはいけませんよ。
では続いて、スーツに生えたカビをしっかり除去するには、どうしたら良いのかを解説しますね。
スーツのカビ取りは最終クリーニング店がいい?
スーツのカビを根こそぎしっかり除去するには、やっぱりクリーニング店に出すのがベストですよ!
先ほど紹介したカビの取り方では、繊維の奥まで入ったカビは、確実に全部取ることが出来ません。
そのため、スーツにカビが生えていた場合、すぐにそのスーツを着る予定がないのでしたら、クリーニングすること。
クリーニング店へ持って行き、カビを除去してほしいことを伝えれば、しっかりとプロの手で、カビを取り除いて清潔にしてもらえます。
私も以前、カビの生えた衣類を見つけた時は、自分で除菌してみたのですが、完全に全部のカビは取れなかったんです…。
スーツを今後もキレイに着るためにも、カビが生えていたらクリーニング店へ持って行ってくださいね。
特にスーツに白いカビではなく、黒いカビが生えている場合は、クリーニング店に任せた方が断然に除去できるもの。
しっかりカビを取り、捨てることがないようにするためにも、カビを発見したら、無理せずクリーニング店に任せましょうね!
まとめ
スーツにカビが生えていても捨てる必要はなし!
ブラッシングした後、ドライヤーかアイロンで殺菌するか、消毒用エタノールをスプレーして拭き取ると良いですよ。
でもこれらの方法でも、完全にカビを除去できないので、確実にカビを取るには、クリーニングに出すことがおすすめ。
クリーニング店ならプロにより、カビをしっかりキレイに出来るため、今後もカビが生える心配もなく、スーツを着られるでしょう。