「涼宮ハルヒの憂鬱」をものすごく簡単に説明すると、涼宮ハルヒというぶっ飛んだ女子高生を中心に宇宙人・未来人・超能力者が織りなすSF学園ものです。
涼宮ハルヒがどれくらいぶっ飛んだ女子高生かというと入学して一番最初の自己紹介で、「宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたらあたしのところにきなさい!」と宣言するぐらいのぶっ飛び加減です。
美人で万能だけど変人というハルヒは当然学校で浮いた存在でした。
そんな彼女に興味をもって話しかけたことから次々に不可思議な現象に巻き込まれていく、主人公キョンの視点で描かれたタイムリープあり、バトルあり、恋愛模様ありの作品です。
涼宮ハルヒの憂鬱アニメ版は見る順番はある?
ネット上では色々な考察があるかと思いますが個人的な考えとしては放送された順番に見るのがよいのではないかと思います。
涼宮ハルヒの憂鬱を見る順番に関して話題に上がる理由の1つとして、物語の意味不明さがあるのではないかと思います。
物語は基本的に唯一普通の人間であるキョンを視点にして進んでいくのですが、普通の人間からしたらありえないことばかりなので振り回されっぱなしです。
意味不明な内容を理解する前に離脱しないようにとか、伏線が貼られているシーン、キョン以外の人物の視点からなど色んな見方はあるかもしれませんが、まずはよくわからないまま進んでみてはいかがでしょうか。
すでに何回も見ている人からのより楽しむための視点というのもあるかもしれませんが、私個人としてはキョンと同じように振り回されながら少しずつ理解していけばいいのではないかと思います。
第2期では賛否を呼んだであろう12~19話までがほぼ同じ内容で繰り返される「エンドレスエイト」という話があります。
少しネタバレになってしまいますが8話がほぼ同じ内容です。なので、12話と19話だけ見れば問題ないという意見もあります。
ですが、そこも含めて涼宮ハルヒの世界だと思うのでまちがいさがしをする感覚で楽しんでみてください。
放送順としては、
「涼宮ハルヒの憂鬱」第1期
「涼宮ハルヒの憂鬱」第2期
「涼宮ハルヒの消失」劇場版
となっています。
涼宮ハルヒの消失ではファンからの人気も高い長門有希(宇宙人)がメインのお話になっておりテレビシリーズで涼宮ハルヒの世界にはまった人におすすめです。
涼宮ハルヒの憂鬱の聖地はどこ?
物語に出てくる街は架空の場所とされていますが、兵庫県西宮市周辺がモデルとなっているようです。
作者の谷川流さんの出身地だそうで、「涼宮ハルヒの消失」のガイドマップで実際にロケハンが行われた場所が紹介されました。
アニメの中で街並みや学校がリアルに描かれている印象なので、入念なロケハンと丁寧な再現が行われたことが感じられます。
SOS団がよく集合していた西宮北口駅や珈琲店は改装や移転がありアニメ当時とは少し変わっていますがファンの要望で残したものもあり、ファンからは根強い人気があるようです。
まとめ
アニメが放送された当時とても話題になっていたことを記憶していますが、見るまではツンデレ萌え系アニメと思っていました。
見てみたらツンデレ萌え系の要素も含まれてはいましたが、全然違う内容でビックリしました。
キャラクターの強さに紛れて深い問いかけのようなものを感じたり、学生特有の空気感だったり、既視感だったり、人それぞれ感じるものは違えど多くの人が何かを感じる作品であることは間違いないと思います。
アニメは1期2期と劇場版1作しか作られていませんが、小説はまだ続いています。
アニメ化されてないお話もあるので、続編の制作を期待するファンも多いようです。