米国時間 6 月 24 日に、マイクロソフト社は最新のOSである「windows11」を正式に発表しました。
では、市場での発売日はいつになるのでしょうか。
同社によると、具体的な日にちは示されておらず2021年後半に発売するとだけ述べています。
このようにマイクロソフト社は、市場への発売日を正式には発表していませんが、海外では2021年10月20日前後になるのではないかと言われています。
といのも、同社の公式ホームページのwindows11を紹介するサイト内で、画像例の右下の日時が10月20日となっているからです。
そもそも2015年時点で、同社はwindows 10を「最後のバージョンのwindows」という触れ込みで発表しており、appleのmacと同じように、「アップデートで仕様を変更していく」ということだったはずなのですが、アップデートでは対応できないほどの変化があるということなのかもしれませんね。
今回は、そんなwindows11の特徴についてご紹介していきます。
windows 11は10と比べて何が違うの?
Windows10と比較したwindows11の大きな変更点は以下の四点になります。
2.IE(インターネット・エクスプローラー)等いくつかの機能が廃止
3.ゲーム機能が向上
4.スタートメニューが左下から真ん中へ移動
特筆すべきは、1.のAndroidスマホでしか使えなかったアプリが、新たにAmazon Appstore 経由でPCへダウンロードできるようになることです。
今まで、スマホから閲覧&投稿していたアプリをスマホやネットブックよりも大きな画面で見ることができ、タイピング機能も利用しやすくなるので、これは大きな改善点と言えるでしょう。
2.のIEの機能廃止に関しては、現状GoogleのChromeがメインとなっていますし、セキュリティーの気弱性を考えると仕方のないところでしょう。
現在IEをベースとしたWebサイトやアプリを使う場合はMicrosoft Edgeの「Internet Explorerモード」を利用することができるため、特にIE機能の廃止による影響も大きくないと考えられます。
3.のゲーム機能の強化としては、通常画質のゲームを、より綺麗な画質へ自動変換する機能を取り入れたり、ゲームの読み込み時間が大幅に改善されたりしています。
一方、注意が必要な点としては、windows11に必要なPCの性能(システム要件)が高くなることが挙げられます。
ほぼ現行のパソコンであれば要件を満たしていますが、中にはスペックを意図的に低く抑えて販売しているバージョンもあるので確認が必要です。
また、windows11から初期設定時にインターネット環境が必須となります。
したがって、ネット環境が無い場所ではwindows11を使える状態にできなくなる点も要注意です。
windows 11にアップグレードできるって本当?有料?無料?
マイクロソフト社の公式ページによると、windows 10 を搭載しているPC のスペックが、アップデートに必要な最低要件を満たし且つ現在最新版のwindows 10 を既に実行済みであれば、windows 11 にアップグレードできるとのことです。
ただし、PCスペックの最低要件を確認するために必要な、同社提供の「PC 正常性チェック アプリ」が現在準備中なので、このアプリが準備できるまで待ったほうがよさそうです。
windows11へのアップデート版は2021年末~2022年前半にリリース予定で、有料ではなく無料での提供になります。
まとめ
以上、windows11の発売日とwindows10との違いについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
要件を満たしていればWindows10からのアップデートは無料とのことなので、早速試してみたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ただ、アップデートにはUI(ユーザーインターフェース)の変更等に伴うバグや不具合といったリスクも伴うので、
そのようなリスクを理解したうえで行うことをお勧めします。