高校生までは学校によって化粧を禁止している場合もあるため、クラスみんながすっぴんなんてこともありましたよね。
私も高校は化粧をしないのが暗黙のルールでしたので、通学時は常にすっぴんでした。
ところが、同じような感覚で卒業後はすっぴんで専門学校に通っていたのですが、改めて調べてみると、大学生のノーメイクはNGだということがわかったのです。
なぜなら、大学生は社会に出るための準備期間でもあり、教授やOB・OGなど目上の人と会ったり、バイトや交流会に参加したりと、これまでの学生生活よりも社会との接点が格段に増えるからです。
こうした社会において、化粧は大人の女性のマナーと認識されており、とくに年配の人の中には女性のすっぴんは失礼に当たると考える人もいます。
ですから自分に何の悪気がなくても、「一般常識のない面倒くさがりな人だ」と気分を害される可能性もありますので、教授とのアポイントがある日や社会人と会う際には絶対に化粧をしていきましょう。
とはいえ、就活に関連するセミナーなど、改まった場での化粧はしない方が良いのかと思っていたのですが、やはりここでもすっぴんはNGのようです。
就職関連の場では就活メイクをすることが求められているので、きちんと整えてから参加することが大切です。
大学生で化粧する人しない人の割合は?
ナチュラルメイクの人もしっかりメイクの人もいるようですが、割合では大学生の70%は化粧をしており、逆にしない人は30%しかいないようでした。
そこで、する人・しない人それぞれにおいてもっとも多い理由を調べてみました。
化粧をすると友達を作りやすい
まず、する人の理由でもっとも多かったのは、同性・異性かかわらず友達を作りやすいということでした。
化粧をするとぱっと見たときの印象が明るくなり、周りの人にとって話しかけやすい雰囲気が生まれるのです。
肌の血色を整えるだけでも相手の受ける印象はかなり違い、話しかけられることでこれまで出会ったことのないさまざまな人と関われるようになり、そこから新しい自分を発見できるようですよ。
友達と会わない前提ならすっぴん
これに対して、次のように友達と会わない前提で大学へ行くひとからは、化粧をしないという意見が上がっていました。
- 授業はないけど図書館へ本を返しに行かなければならない。
- レポートの提出をするだけ。
- 学生課にちょっと用事があるだけ。
いずれも大学への滞在時間は10分ほどなので、誰にも会わずに帰れる可能性が高く、すっぴんでも問題ないということが分析できますね。
大学生で化粧を最低限するには?初心者でも簡単?
では、大学生で化粧を最低限するにはどうすれば良いのか、初心者でもできる簡単な方法を調べてみました。
・下地
まず、下地を頰の中心に乗せ、顔全体に広げて整えていきましょう。
際まで塗らずにおでこや顎は半分くらいの量で薄めにし、伸ばすように広げて肌をすっぴんらしく見せるのがポイントです。
・ファンデーション
次に、ファンデーションを小鼻やTゾーンから塗っていきます。
鼻の際やTゾーンは皮脂が出やすいので、パフでたたき込むようになじませましょう。
ただし、ベタベタした厚化粧の原因になるので、手の甲に出してからパフに少しずつけていくように注意が必要です。
・コンシーラー
その後、コンシーラーを白眼を明るく見せたり、唇が影でくすんで見えるのを回避するためにのせます。
自分の肌の色より少し落としたものを選び、目の下・鼻の際・口角の下になじませます。
・パウダー
これら3つが終わったら、パウダーを顔全体にのせていきます。
パウダーをのせるとファンデーションの持ちが良くなり、肌をきれいに見せることができるようですよ。
・ハイライト
最後に、鼻筋・目の下・頬にハイライトを入れます。
眉間の間から鼻過ぎに沿って入れると鼻を高く見せることができますし、目の下と頰の三角ゾーンに入れると肌の透明感がぐんと増すようです。
まとめ
元々私は肌が弱いため、肌荒れを防ぐことを言い訳に化粧を避けてきました。
ところが、大学生になると女性の化粧は当たり前という扱いになっていることを知り、31歳になっていまだにすっぴんを貫いていることに恥ずかしさを感じてしまいました。
周りは大人なので口に出しては言いませんが、もしかすると「ルーズで非常識な人」と思われていたのかもしれません。
あなたも周囲に失礼な印象を与えないように、教授とのアポイントがある日や社会活動に参加する日には、最低限のメイクを必ずしていくように心がけましょう。