現金を持っていなくても支払いができるスマホ決済。
最近ではモバイルPASMOやPayPayなどに加えてクレジットカードもカードレス化になり、スマホでクレジットカード決済を行う人が増えています。
しかし、登録したクレジットカードが不正に利用されたり、身に覚えのない取引があって知らない間に勝手に商品を購入されていたりと、便利な反面危険が潜んでいるのも事実です。
そこでこの記事では、スマホでクレジットカード決済をする時のメリット・デメリットを、日常的に利用している私の家族の意見を盛り込みながらご紹介いたします。
スマホでクレジットカード決済する時のメリットは?
まず、スマホでクレジットカード決済をする時に得られるメリットは3つです。
素早く会計ができる
1つ目に、買い物をするとなれば、バッグから財布を出してカードを探し、支払いを行って財布にしまうという動作が必要ですよね。
ところが、スマホ決済であればこれらの動作が簡略化され、利用可能なお店ではスマホを持っているだけで買い物が済ませられるのです。
そのため、時間をかけずに素早く会計ができることから、我が家ではレジが混み合っている時には、
現金を使うことの多い私ではなく、スマホでクレジットカード決済を利用している家族に支払いをお願いしていますね。
使ったお金の管理がしやすい
2つ目に、スマホ決済を利用すれば、いつ・どこで・どれくらいのお金を使ったのかが、アプリで簡単に確認できます。
私の家族は毎月のクレジットカード明細をExcelの表にまとめて集計しているのですが、レシートをいちいち見なくてもアプリに載っているデータをそのまま表にできるので安心なようですよ。
ポイントの利用ができる
そして3つ目に、多くのスマホ決済サービスでは利用することでポイントが貯められます。
それに加えてポイントアップやボーナスポイント、各お店オリジナルのポイントサービスなど、さまざまなキャンペーンも行われているので、
家族は現金よりもお得に感じているおり、ポイントが貯められるお店を選んで買い物をしているようです。
スマホでクレジットカード決済した時のデメリットは?
その一方で、セキュリティ対策には乏しいというデメリットもあります。
なぜなら、これまでは電話や調べ物をする道具として利用されていたスマホがお財布の役割も担うようになるので、落として誰かに拾われてしまうと不正利用される危険性があるからです。
そのため、万が一使われた場合に被害が少なくなるよう、次の2つの対策をしておくことが重要です。
暗証番号や生体認証を設定する
1つ目は、スマホ本体だけに暗証番号や生体認証を設定するのではなく、クレジットカードのアプリにも暗証番号や生体認証を設定しておくことです。
この対策を講じておけば、仮に知らない人にスマホを起動されたとしても支払いはできなくなるので安心です。
スマホのセキュリティを強くすることが、危険から逃れる一番の近道ですね。
紛失時の手続きの方法を知っておく
そして2つ目に、紛失したら利用を停止しなければ第3社に使われる可能性があるので、問い合わせ先や本人確認に必要な手続きを調べておくことが大切です。
中には、不正に利用されたとしても、申請すれば全額を保証してくれる制度を設けている事業者もあるようですので、あらかじめきちんと調べ、身に覚えのない請求や購入履歴があったら事業者に問い合わせてみることが有効な手段ですね。
まとめ
素早く会計ができてポイントもたまり、使ったお金も瞬時に確認できるので、スマホでクレジットカード決済ができるのはとても便利だと思います。
しかし、万が一スマホをなくした時には危険とも隣り合わせです。
私も感染症が増加しやすい冬の時期は現金を触ることに抵抗があるのでいずれは利用したいと思っていますが、「自分は大丈夫」と過信せずに、暗証番号や生体認証を必ず設定した上で上手に利用していきたいですね。