大人になって勉強しようと思った時に学生の頃のようにやろうと思うと上手くいかなかったりします。
限られた時間の中で効率よく勉強するためには、スキマ時間の活用と自分に合った勉強法を見つけることが大切です。
・勉強する環境
・五感のフル活用
・コンディション
・時間帯
・目標
まずはこの5つを見直してみましょう。
人それぞれ集中できる環境は違います。図書館のような静かな環境が集中できる人もいれば、カフェなど程良く雑音があったほうが集中できる人もいるでしょう。
勉強法もどこからの情報がスムーズに入ってくるのかは人それぞれです。目から入れたい人と耳から入れたい人、口に出して読みたい人では向いている環境も違います。
勉強する時間帯も大事です。夜遅くまで勉強して次の朝起きるのが辛い、早起きして仕事中眠い、となると勉強が苦痛に感じてしまいます。
勉強の時間や時間帯は直接コンディションにも関わってきます。寝不足の頭で勉強しても上手くいかないですし、仕事でものすごく疲れている中やっても集中できないでしょう。
勉強が目的になってしまうと、ただ勉強する時間をとって満足してしまいます。明確かつ実現可能な目標設定をしてそれを達成することを目的に進めていきましょう。
勉強をしても頭に入らないのがストレスに?集中できない時はどうすればいい?

勉強にも使えるので一概には言えないですが、集中力を一番低下させるのはやはりスマートフォンではないでしょうか?
勉強の時に必要でなければなるべく遠ざけておくほうがよさそうです。実際にスマートフォンが近くにあると集中力が低下するというデータもあります。
それと似ているデータでワークスペースが散らかっていると集中できないというデータもあります。まずは環境を整えるところから始めましょう。
環境が整っても集中できないという場合は勉強方法を見直してみてください。
例えば暗記系であれば夜・計算系であれば朝のほうが向いていると言われています。何を勉強しているかで時間帯を変えるというのもいいかもしれません。
どうしても眠い・集中できない時は軽く運動したり、誰かと雑談することで気持ちをリセットしましょう。
気持ちの面でも自分をあまり追いつめない事が大切です。
集中できなかったり、上手く進められなくても自分を責めることはありません。
出来ていない事にフォーカスするのではなく、出来たところを見つけて自分で自分を褒めてあげましょう。
「これぐらいも出来ないなんて」と自分でハードルを上げすぎず、成長を可視化して次にどういうステップが必要なのかを見極めてください。
社会人が効率よく資格勉強を続ける方法は?モチベーションの維持管理法!

効率よく勉強するにはまず分かる・分からないの分類をします。分類したら分かる分野からか、同程度の理解であれば分量の少ないところから手をつけましょう。
わからないところはとりあえず飛ばしてOKです。
色々な教材に手を出すと結局非効率になってしまうので、自分に合うものをひとつに絞り取り組んでください。
今はアプリや携帯機能、学習サービスも多様化しているので自分の勉強に使えるものもあるかもしれません。調べてみましょう。
モチベーションを維持するのは年齢に関わらず大変です。
まず何故モチベーションが上がらないのかを考えてみてください。
勉強自体に興味が持てないのか、目標が明確でないからやる気がでないのかで対策も変わってくるでしょう。
もし仕事に必要だけどなかなか興味が持てないという事であれば、自分が経営者だったらという視点で見た時に、その資格に対してどう思うのかという事を考えてみると、見方や興味の持ち方が変わるかもしれません。
モチベーションを保つのはなかなか大変ですが、大人だからこその方法もあります。
・身近な人を巻き込む
同僚や友人で同じ資格に興味がある人がいたら誘ってみたら一緒に勉強できるかもしれません。
・ご褒美を設定する
ご褒美作戦は子供にも使われますが、自分で設定できるのは大人の醍醐味です。
・情報発信をする
SNSやブログなど自分の勉強の経過や成果を発信しているとサボりにくいうえに、仲間と繋がれるかもしれません。
大人になると勉強しただけで褒めてもらえなくなってしまいます。自分で自分を褒めてあげましょう。
まとめ
社会人になって仕事をしながら勉強するのは珍しい事ではないかもしれませんが、簡単な事ではありません。
勉強ができない日があっても自分を責めない事が大切です。
15分、1日、3日と少しずつでも進んでいたら自分を褒めてあげてください。

