重要な話はしないで、たわいもないネタから自分たちの共通の話題に自然に内容が移行していく雑談。
とはいえテーマが決まっていないからこそ、相手と何を話せば良いのかまったく分からず、苦手意識が強くなってしまうんですよね。
でも、その苦手を解消する方法はとても簡単!
無難な鉄板ネタを抑えておけば、あなたも雑談上手になることができるのです。
そこでこの記事では、雑談に苦手意識を持ってしまう原因と、雑談で相手に合わせた内容を話す方法をご紹介いたします。
雑談に苦手意識を持ってしまう原因とは?
そもそも雑談に苦手意識を持ってしまうのは、「タイムリーな話題」ということからスポーツや芸能についてやたらと話したがり、その分野以外の知識は持っていないことが原因です。
スポーツや芸能の話題は人によってまったく興味がないだけでなく、相手の好きなチームや芸能人を意図せず悪く言ってしまう可能性があるので、雑談には受けません。
たとえ相手の趣味嗜好を知っていたとしても、それは同じ。
人の好みはそのときの心境の変化で変わることがあるので、やはり話題にしない方が無難なのです。
ところがそれ以外の分野の知識がない場合、他の分野の話題が出ると自分は話しに入れなくなるので、一生懸命話そうと努力してしまいます。
その結果、「自分の話は周りから受けない」と言うことから、雑談に苦手意識を持ってしまうのです。
私も小学校から約20年間応援している女性シンガーソングライターがおり、余暇の時間はずっと彼女の曲を聴いたり、彼女が出した本を読んだりすることに使ってきたため、
社会人になりたての頃は他の分野の知識はほとんど持っていませんでした。
そのため、彼女が新曲をリリースしたら流行のネタが話せると期待して明るく話したのですが、彼女に興味を持っている人は少なく、会話は広がりませんでした。
だから「自分が話すとみんなが退いていく」という理由で、雑談が苦手になってしまったのです。
雑談で相手に合わせた内容を話す方法とは?
しかしライターとして多くの人が読みやすい記事を書いていくうちに、自然と周りが私の話す内容にも答えてくれるようになり、雑談で相手に合わせた内容を話すには、鉄板ネタに関する知識を身につけることが大切だと気づいたのです。
中でも次の3つのネタは相手に不快感を与えることもなく、話をどんどん広げていくことができました。
天気・季節の話題
1つ目は天気・季節の話題です。なぜなら天気と季節は誰にでも関係することであり、そこから話を色々な方向へ広げていくことができるからです。
たとえば雨が降っている場合、最近売られている便利な雨具について話すことができますし、季節が変われば旬の食材について話すことができるでしょう。
地域情報
2つ目は地域情報です。
地域周辺のお店のことや、混んでいる道の状況など、普段から周囲の情報を収集しておくと、いつどんな話題が出ても相手に合わせて話すことができるでしょう。
また自分の出身地の特産品を雑談のネタにすると、同じ出身地の人と共通の話題が見つかったり、違う出身の人から今まで知らなかった美味しい食べ物を教えてもらえたりと、話を広げられそうですね。
変化したこと
3つ目は相手が変化に気づいて欲しそうな部分を褒めることです。
たとえば髪型や服の趣味、アクセサリーなどを話題にし、「それ最近流行っていてすてきだよね」などと、嫌みのないように話すことがポイントです。
そのためには普段からトレンドについての情報を収集し、観察力を養っておくことが重要ですね。
まとめ
雑談はこれと言ったテーマが決まっていないけれど、スポーツや芸能のように話題によっては受けない物もあります。
とはいえ、雑談は人間関係を広げられる絶好のチャンス。
今まで興味を持たなかった鉄板ネタにも目を向け、苦手意識を持たずに楽しく会話ができればベストですね。