大切な友人の誕生日。いつもはLINEやメールでバースデーメッセージを送るのですが、コロナ禍で会えない日が続いているので、今年は手紙を送ろうと考えています。
とはいえ、ただ文字を書いただけの手紙では何のおもしろみもなくてつまらないですよね。
そこで私は「香り付きの手紙を送ればゆったりと心を休めながら読んでもらえるのでは」と思いつき、手紙をシミだらけにしないでうまく香らせる方法を調べてみました。
手紙に香水をつけるとシミにならない⁉上手に香らせる方法は?
初めに、手紙に香水をつけると「しっかりとした香りがつく」というメリットはあるのですが、メッセージを書いた後に香り付けをするとシミになったり、にじんで読めなくなったりする可能性があります。
そのため、香り付けは必ずメッセージを書く前に行うことが重要であり、簡単に上手に香らせるには次の2つの方法が有効なようです。
・直接スプレーする
1つ目は直接手紙にスプレーする方法で、主に時間がない時に行います。
やり方はメッセージを書く前に香水を2~3回プッシュしてスプレーし、乾いたら手紙を書くだけです。
ただし、あまり近くから吹き付けるときつい匂いになってしまうので、香水のミストの中をくぐらせるようにして薄くまとわせましょう。
また、紙に香水がしみこんでしまうのを防ぐためにも、なるべく質の良い紙を使うのがオススメです。
・ティッシュやコットンに含ませる
そして、もう1つはティッシュやコットンなど香りを吸収するものにお気に入りの香水をスプレーし、書いた手紙とともに箱やジップロックに入れておく方法です。
主に翌日から1週間以内に送る時の方法ですので、最低でも箱や袋に入れてから24時間は置くことがポイントのようです。
香水を含ませたティッシュと一緒に季節を表す果物の形に切った折り紙を入れて香りを移し、香りが移ったら手紙の中に忍ばせる方法も、「自分のことを考えながら手作りしてくれた」という気持ちが伝わり、心が温まるでしょう。
香水の持続時間や注意点が知りたい!
このように工夫を凝らしたお手紙ですから、せっかくならできるだけ長く香って欲しいものですよね。
そこで、香りの持続時間についても考察してみました。
まず、香水の香りは時間の経過によって次の3段階に分けられます。
- トップノート(つけてから5~10分の香り)
- ミドルノート(つけてから30分~2時間の香り)
- ラストノート(つけてから2時間以降で消えるまでの香り)
この結果、手紙から香るのは「ラストノート」であることが分析できますね。
ラストノートで代表的な香りは『ムスク』と『パチュリ』です。
これらは持続性が高く、紙の上でなじんでいきながら優しい香りへと変化します。
ですから、これらの香りを使えば届くまでに2日くらいかかったとしても、封筒に入れるまでジップロックや箱の仲で便せんに香り付けをしておけば、届いたときにほんのりと良い香りがするでしょう。
ただし、せっかくの良い香りが薄くなってしまってはもったいないので、香り付けをするティッシュやコットンはなるべくこまめに新しいものに変える注意が必要です。
さらに、香り付けをしようとするあなたが汗をかいていると、元々の香りと汗の成分が混ざり合って嫌なにおいに変わってしまう危険があります。
ですので、香り付けをする前にはシャワーを浴びたり、無香料の汗ふきシートやウェットティッシュで汗を拭くなどして、清潔な体で望みましょう。
まとめ
友人の好きな植物の香りを選んだり、あなたが思う友人のイメージを香りで表したり。
「香り付け」と一口に言っても色々な方法を試すことができるので、準備をするだけでも気持ちがわくわくしますね。
私は持続時間や香らせ方など、1つ1つに工夫を凝らし、友達の誕生日の季節に合わせた香りを「おめでとう」のメッセージとともに届けたいと思います。