友人や同僚などを招き、みんなで和気あいあいと余興やゲームなどを挟みながら楽しく行われる結婚式二次会。
私たちも2020年に結婚したけれど、新型コロナウイルス感染拡大により、ゆかりのある人に正式に伝えられていません。
そのうえ、お互いが地方出身であるため、挙式・披露宴は地方で行い、二次会を今の住居の近くで行わなければならないと考えています。
ところが、二次会の有無を家族や友人に尋ねると、友人は「やってよかった」、両親は「やらなくて正解」と、意見が正反対だったのです。
そこで今回は、二次会をやることでどのようなメリット・デメリットがあるのかを細かく調べ、考察してみました。
結婚式の二次会のメリットは?やって良かったと安心?
まず、二次会をやることで生まれるメリットは3つありました。
結婚式に呼べない人を招待できる
1つ目に、会場のキャパシティーや両家親族の人数などの関係によっては、友人やお世話になっている人を挙式・披露宴に呼びたくても呼べないこともあるもの!
そんな時に二次会を開けば、「呼べなかったゆかりのある人たちにも二人の結婚を祝ってもらえる」というメリットがあるようです。
確かに、新郎新婦それぞれのゆかりのある人を一度に紹介できる場にもなるので、「あの人に報告していなかった」なんてモヤモヤした感覚もなく、やってよかったと安心できそうですよね。
メリハリをつけられる
2つ目に、かしこまった雰囲気で粛々と行われるだけでは、せっかくの喜ばしい出来事が気疲れに終わってしまいそうですよね。
しかし、二次会は友人を中心に招いてくだけた雰囲気で行われることが多いので、「結婚式は年配の親族もいるためきちんとフォーマルな感じで、その分二次会はカジュアルに」と、メリハリをつけることができるようです。
ゲームやカラオケでゲストも含めてわいわい盛り上がることが好きな私にはもってこいのような気がしますね。
ゆっくり話す時間を作れる
そして3つ目に、余興やゲームが絶対に必要というわけではなく、参加者一人一人とゆっくりおしゃべりを楽しむというスタイルもあります。
結婚式・披露宴はスケジュールがびっしりで、来てもらった人と話す時間がなかなかとれないことも。
そのため、友人は挙式・披露宴と二次会の両方に来てもらえる人とは、二次会で会話を楽しめるようにしたとのことでした。
また、話すことでお互いの友人同士に仲良くなってもらい、「その出会いから結婚」なんて新たな幸せが生まれるような気もしますね。
結婚式の二次会のデメリットは?やらなくて正解?
ただ、やることで次の2つのデメリットもあるようでした。
参加者にお金と時間の負担がかかる
1つ目に、二次会の平均会費は男性が5704円、女性が5000円であるため、結婚式にも来てもらった人ならすでにご祝儀も払ってくれており、負担額が大きくなってしまうのです。
また、「次の日が仕事」という参加者にとっては、二次会の終わりが遅くなるとその分帰宅も遅くなるので迷惑なようですよ。
新郎新婦がゆっくりできない
さらにもう1つ、二次会をすると時間は長くなるし、会場選びや参加者への案内など、準備することも盛りだくさんなので、色々気を遣って疲れてしまうと言うデメリットもあるとのこと。
私の両親はこうした気遣いがなく、結婚式の後はゆっくり疲れを取る時間ができたので、「やらなくて正解」と思ったようでした。
確かに、せっかくみんなにお祝いしてもらえて幸せなはずなのに、疲れだけが思い出に残ってしまっては元も子もないですし、次の日に新婚旅行の予定が入っている場合だと、結婚式が終わったらすぐ準備に取りかかりたいですよね。
まとめ
このように二次会をやることにはメリット・デメリットがそれぞれありますが、「必ずやるべき」という決まりはないので、参加者の事情と二人の予定をすりあわせた上でやるかやらないかを決めるのがベストだと思います。
とはいえ、私たちは結婚式・披露宴へ出席しなかった友人に相手を紹介できないのは寂しいので、結婚式にも参加してもらっている人の会費は低くして、土曜日に最寄り駅からアクセスの良い会場で二次会を開催したいですね。