「今日こそは本腰を入れて家の掃除をするぞ」と張り切っていたけど、いざ始めたら少しの作業をしただけで重労働をしたかのように疲れ、ひどい頭痛に襲われてしまう私。
そんな私とは裏腹に、家族は掃除をすることに生きがいを感じているため、私は幼い頃から「怠け者」としょっちゅう冷やかされた物でした。
でも、掃除をすると疲れる理由を調べてみると、これにはスピリチュアル的な理由が在り、決して「疲れる人は怠け者」というわけではなかったのです。
掃除をすると疲れる理由は?対策はある?
まず、掃除をすると疲れる理由は、掃除とセットで行われる整理整頓の作業にあります。
・もう要らない。
・もうちょっと使う。
・使わない。
・これからも着る。
・もう処分する。
掃除をしながら整理整頓の作業をする際には、常にこの6つの中から決断して動かなければなりませんよね。
実はこの「決断をする」という行為で無意識にすごく頭を使っており、決断を続けていると体をたくさん動かして疲れるのと同じように、精神も疲れてしまうのです。
ですから、気になる場所の掃除を1日で全部やろうと考えるのではなく、「今日は在宅ワークをする部屋」、「今日はお客さんが使う部屋」のように、範囲を1カ所ずつに区切って行うのがポイントです。
私も実際に試してみたのですが、毎日1カ所ずつの掃除を続けることで、汚れの溜まっていないきれいな家を保つことができていますし、掃除をやりすぎて疲れてしまうこともなくなりました。
また、掃除と整理整頓は別物ですので、同じ日にセットで行う必要はありません。
たとえば、物が多い部屋の掃除をするのであれば、初日は整理整頓を行い、要る物と要らない物を分けて片付けたら終了しましょう。
そして、次の日に掃除を行うのです。
棚の中にある物を整理整頓しながら拭き掃除をしたり、畳の上に置かれた物を片付けながら掃除機を掛けたりするのは、考えながら手を動かさなければならないので疲れてしまいますよね。
ですが、きちんと整理整頓された部屋の掃除をするのであれば、何も考えずに拭き掃除をしたり掃除機を掛けたりできるので、疲れも少なく楽ちんですよ。
掃除をすると運気が上がるって本当?
さらに、「掃除をすると運気が上がる」という話を聞いたことがあると思いますが、これは次の2つのことから本当の話だと考えられます。
健康でいられる
1つ目は、体が健康な状態でいられることです。
たとえば、掃除が疲れるという理由でエアコンのフィルター掃除をしないでいるとどうでしょう。
エアコンの内部にカビが繁殖し、そのカビがエアコンからまき散らされると喘息などのアレルギー症状が出てしまいますよね。
しかし、きれいに掃除された状態であれば、こういった健康的に良くない症状は現れず、快適に過ごすことができるのです。
ですから、疲れない程度の小さな範囲の掃除を普段からコツコツと行い、埃やカビがたくさんある部屋で暮らすことのないように注意しましょう。
交友関係が広がる
2つ目に、汚い家で生活していると、不健全な生活ぶりを見られるのが恥ずかしく、人を家に招く習慣がなくなりますよね。
その結果、周囲との交流も途絶えてしまいます。
逆に、あなたが訪問した友人の家がきれいな部屋であったらまた行きたくなりますよね。
つまり、きれいな部屋であれば視界に入るのはきれいな物の光景ばかりなので、あなたの家は人が集まる安らぎの場所となり、自然と交友関係も広がっていくのです。
まとめ
掃除をすると疲れてしまうのは、部屋にある物の整理整頓とともに、1日で終わらせようとするのが原因です。
掃除と整理整頓は別の日にする方が気持ちも楽になりますし、掃除も場所を区切って小分けに行えば良いので、1日ですべてを終わらせる必要はありません。
こまめな掃除を習慣にしてきれいな状態を保っておけば、掃除疲れも改善でき、運気もアップするでしょう。