夏バテは自律神経の乱れが原因の症状がほとんどです。
自律神経が乱れると、胃の運動が低下し胃酸・胃粘液も減少します。
冷たい食べ物や飲み物を摂り過ぎて胃腸自体を冷やしてしまうことも胃もたれや胃腸の機能低下につながります。
夏になると自律神経が乱れやすいのにはいくつか原因が考えられます。
・暑さによる睡眠不足
・外と室内の温度差が激しい
・エアコンによる冷えからくる血流の悪化
夏バテ対策には食生活や生活習慣の見直しが必要になってきます。
冷たい物を摂りすぎず、適度な運動をし、暑くても可能であれば湯船につかりましょう。
夏バテで胃もたれする原因はなに?気をつけることってある?
夏バテの原因は自律神経の乱れと冷えが主な原因なので、冷やし過ぎないことや規則正しい生活を送ることが一番の対策となります。
それ以外にも夏に不足しがちな栄養を補い、胃腸の調子が悪いと感じたら刺激の強い食べ物を控えめにするなど、食生活にも気をつけてみてください。
夏は汗をたくさんかくので水分・ミネラル・タンパク質ビタミン(特にB群)が不足しがちになります。
それらを補えるような食生活を意識してみましょう。
注意したいのは夏バテだと思っていたら別の病気という場合です。
2週間以上体の不調が続くようであれば受診することも考えてみてください。
夏バテの胃もたれにおすすめの食べ物は?常温や温かいものがいい?
夏野菜には夏に必要な栄養素が含まれています。
手に入りやすい季節のお野菜を摂れるようなメニューがおすすめです。
代表的なものは、キュウリ、トマト、ナス、ピーマン、オクラなどはっきりとした色のお野菜です。
食欲増進にはクエン酸が含まれる食品や香味野菜、香辛料もおすすめです。
クエン酸は酸味のある食品に含まれていることが多く、お酢や梅干し、レモンなど夏に食べたくなるような食品も多いです。夏野菜との相性も良いものばかりですね。
香味野菜のニンニク、ショウガ、シソも夏野菜との相性がいいですし夏に手に入りやすいので、意識しなくても夏に食べていることが多いのではないでしょうか。
香辛料はトウガラシ、山椒など辛いものを想像して苦手だと思いがちですがカレーによく使われるクミンやお肉に使うナツメグなどは、辛いものが苦手でも平気だと思いますよ。
夏になると夏野菜の入ったカレーが食べたくなりますが無意識に体が求めているのかもしれません。
食欲を増進させる食品とビタミンが豊富な豚肉やまぐろなどをうまく組み合わせて、おいしくて体にもいい食事を摂ると夏バテ知らずでいられそうです。
暑いとついつい冷たいものを食べてしまいます。
胃腸を冷やし過ぎないためには温かいものも食べたほうが良いですが、無理して汗をかきながら熱いものを食べると疲れてしまうこともあるので無理は禁物です。
トウガラシやショウガなど体を温めてくれる食品を活用しながら、無理せず冷やし過ぎにならないよう、健康的な食生活を心がけましょう。
夏バテの胃腸にとって食生活はとても大事ですが、食事だけでカバーしようと大量に摂取すると逆効果になってしまうこともあります。
過ぎたるはおよばざるが如しと言いますから適度な運動や入浴を組み合わせて食べすぎ、摂りすぎには注意して夏を乗り切りましょう。
まとめ
夏は暑いせいかお料理もちょっと面倒に感じたりしますよね。なのでついつい麺類が多くなり、炭水化物が多くなってしまいます。
タンパク質が少ないせいか疲れやすくさらにお料理するのが面倒になってしまうという悪循環に陥りがちです。
そんな悪循環を断ち切るためにも、まずは食生活の見直しをして、夏をパワフルに過ごせるようにしたいですね。