ハイポニキウムを長く伸ばすと爪がきれいに見えることが周知されてきました。
では何か伸ばす方法はあるのか?と言われると残念ながら爪が伸びるのを待つ以外の方法がありません。
また、特に前兆を感じるということもないようです。
髪の毛などと同じで伸びる速度も個人差があるので、一概に「1ヵ月でこれくらい伸びる」と断言はできませんが、3ミリぐらい伸びると言われています。
そもそもハイポニキウムを伸ばすと何故爪がきれいに見えるのかというと、爪を手の甲から見た時にネイルベッド(爪のピンク色の部分)が長く見えるからです。
また、ハイポニキウムが長くなると爪の白い部分と、ピンクの部分との境目がきれいなアーチを描くようになるので、指が長く見えたり爪の形がきれいに見えます。
ハイポニキウムは、もともとは爪の間に汚れやバイ菌が入らないようにする役割もありますが、衝撃に弱いです。
乾燥や物理的な衝撃ですぐにはがれてしまうので保湿等のお手入れをすることで、伸ばしていく助けはできます。
間違いなく言えることは爪切りで爪を短くしている人はずっと伸びてきません。
まずはネイルファイルを使って爪を整える習慣に変えてみましょう。
ハイポニキウムを伸ばす期間や伸ばし方は?
ハイポニキウムの伸びる速度を上げるのはなかなか難しいです。
ですが乾燥が原因ではがれてしまうこともあるので、日頃のケアはやっておいたほうがよいでしょう。
・爪切りで爪を切らない
・保湿をする
・皮膚に良い食品を積極的に摂る
まず爪切りで爪を切っているとハイポニキウムを伸ばすのは難しいです。
深爪してしまうとマイナスからのスタートになってしまいます。
習慣にないと少し面倒に感じるかもしれませんが、ネイルファイルを使用しましょう。
個人的な経験からですが、ネイルファイルはなるべくプロ仕様に近いものをおススメします。
なかなか削れないネイルファイルを使っていると時間がかかるので、ネイルファイルを使うこと自体が面倒になってしまうことが考えられるからです。
ただ最近は気軽に購入できる品も使いやすくなってきています。長さを整える時は少し粗目を選ぶといいですよ。
保湿にはハンドクリーム、ネイルオイル、キューティクルオイル等を使います。
お気に入りの香りをみつけて楽しみながらケアしていきましょう。
皮膚を健康に役立つ栄養素は主にタンパク質とビタミン類です。大豆、肉、魚(タンパク質)、緑黄色野菜、フルーツ、貝類(ビタミン類)は一緒に摂ると吸収力がアップします。
バランスのよい食事は健康に役立つだけでなく肌や髪にも良いということですね。
ハイポニキウムが伸びないと感じる時はどうすればいいの?
「ハイポニキウムが早く伸びる方法はない」としつこいくらいお伝えしてきたのですが、噂レベルで早く伸びると言われているオイルなどはあります。
伸びる速度が上がるのかどうかはわかりませんが、より丁寧に保湿したことでハイポニキウムがはがれずに長持ちして早く伸びるように感じるのかもしれません。
伸びるのが極端に遅いと感じている人は、ケアのひとつとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
炊事や洗濯をする人、子育て・介護中、動物を飼っているなどの事情があるとなかなか手のケアをするタイミングが難しいですよね。
ですが、ケアをしないまま別の家事などでまた水分を奪われると、ちょっとのケアでは乾燥がおさまらなくなってしまいます。
面倒でも手袋をしたり、こまめにクリームを塗るようにしてください。
また、爪が柔らかくもろい人は、補強しながらトリートメントしてくれるマニキュアなどもおススメです。
まずは爪を伸ばすところから始めてみてください。