ヘアカラーは体に悪い?身体に害があるって本当なの?

美容と健康

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ヘアカラーが体に悪いというのは本当ですが嘘でもあります。

本当だという点は強いアレルギー反応を起こす物質が含まれていて、実際アレルギーが出てしまった人は大変な思いをされるからです。

嘘というのはヘアカラーやシャンプーの化学物質が経皮吸収(皮膚から吸収される事)で、体に蓄積して身体に悪いというものです。

化学物質が経皮吸収されるという化学的な実証データは今のところありません。

なのでヘアカラーによって毒素が溜まるというのは基本的にはデマだと思ってください。

化学は日々進化していくものなので今後も絶対そういうデータが100%でないとは言い切れませんが、現時点で身体への悪影響の心配はアレルギーと髪へのダメージがメインということになるでしょう。

またアレルギーでなくてもヘアカラーには過酸化水素水など刺激になるものが含まれるので、体調や体質により肌が痛くなったりすることはあります。

 

 

ヘアカラーは身体に害があるの?頭皮に悪影響?

ヘアカラー剤やパーマの薬液は肌や髪へのダメージが少なくなるよう研究が進み、以前に比べるとダメージが出にくくなっていることは間違いありません。

ですが髪や肌への負担がゼロではありません。

またその時の体調や元々の体質によっても影響の出方は違ってきます。

ヘアカラーが身体に害があるのでは?というのは人工的な物質は身体に良くないというイメージで語られていることも多いように感じます。

確かにヘアカラーでアレルギー反応が起こる原因はジアミンという化学物質です。

ですが自然由来のものでもアレルギー反応は起こります。

たとえば植物の漆はかぶれることで有名です。植物性のヘアカラーは漆に近い植物を使っているものもあるので中にはかぶれてしまう人もいます。

またマニキュアなどの髪の毛に一切ダメージのない酸性カラーでも痒くなる人もいるので、最終的には自分に合うか合わないかで判断するものと思ってください。

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ヘアカラーの頻度はどのくらいがいい?適度な間隔は?

頻度に関して特に決まりはありません。髪の毛の傷み具合や、頭皮の状態によっても変わってきます。

あとは人それぞれの優先順位での判断になります。

髪の毛のダメージが気になる人であれば毛先まで染めるのは1ヵ月半~2ヵ月程度空けたほうがよいでしょう。

白髪が伸びてきたのがすごく気になってしまう人だと2週間に一回根元を染めるという周期の人もいます。

ちなみにそれ以下の場合は伸びていなさすぎて染める必要性を感じないことが多いです。

白髪でなくても常にきれいに保っていたいという人は3週間~4週間に一回ぐらい染めないとどうしても根本の部分が伸びてきてしまいます。

染める時に強い刺激を感じた時などは一度様子をみてください。湿疹や強い痛みや痒みがあった場合はすぐ医療機関で診てもらってください。

花粉症のようにある時突然アレルギー反応がでることもあります。

初めてヘアカラーをする時に不安な場合は美容師さんに相談してみてください。パッチテストというアレルギー反応が起こるかどうかのテストがあります。

パッチテストは数分で結果がでるものではないので、パッチテストをする場合は前もって電話などで相談したうえで時間や日にちに余裕をもって受けてください。

 

まとめ

ヘアカラーは美容室でするのはもちろん自分でもできる手軽なオシャレの1つでもあります。

身体に良くないというような話を聞けば少し怖くなってしまいますが、必要以上に恐れる必要はありません。

ただ自分には合わないと感じた時はヘアカラーを辞める、何か別の方法を探す、ちょっと感覚を空けて様子をみる等してください。

髪の毛は見た目の印象の大きな部分を担っています。

自分に合うかを見極めつつ好みのオシャレを楽しんでいきましょう。

 

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