目上の人と合ったり、同じ職業を目指す人が集まる交流会に参加したりと、大人の女性に近づく第一歩となる大学生活。
仕事を紹介してくれるキャリアアドバイザーとの接点も多くなるので、せっかくなら黒髪を常識の範囲内で明るく染めて見栄えを良くしたいですよね。
しかし、ただ染めれば良いというわけではなく、染める前には注意事項と手順をきちんと守らなければなりません。
そこで今回は、はじめて髪を染める女子大学生のあなたに、髪を染める前にやってはいけないことと準備すべきものをご紹介いたします。
髪を染める前にシャンプーはダメ?理由は?
まず、髪を染める直前にシャンプーをするのはNGとされています。
なぜなら、シャンプーをする際に頭皮をこすったり、熱いお湯が頭皮にかかったりすることで、頭皮が敏感になって薬剤がヒリヒリとしみてしまうからです。
カラーリング剤は目に見える髪の表面だけを染める物ではなく、頭皮の内部にまで浸透していく物なので、染める前に何もしなくてもしみて痛みを感じることがあるもの。
ですから、染める前にシャンプーをすると頭皮が敏感になり、カラーリング剤の刺激をより強く感じやすくなってしまうのです。
ただし、次の2つの場合は例外です。
・頭皮にフケが大量に発生している。
この2つのように髪の毛の表面に汚れが付いていると、汚れの上から染まり、その汚れを落とすとカラーリングまで落ちてしまいます。
そのため、こうした汚れを落とすためにシャンプーをする際には、刺激が少なくなるようになるべく頭皮を優しく洗うことを心がけると良いですね。
髪を染める前にすることは?準備と手順は?
では、実際に私が自宅で髪を染める前にしていることを、順番に説明していきましょう。
ちなみに私は洗い流すなら入浴も済ませれば一石二鳥だと考えており、入浴前に染めることをオススメしています。
・新聞紙を周囲に敷く
初めに、自宅の部屋の中でカラーリングをする場合、カラーリング剤が周囲に飛び散る可能性があります。
そのため、周囲に新聞紙を敷いて、敷いた新聞紙の上に座って染めましょう。
・前から脱ぎ着できる服を着る
次に、染めた後で洗い流す際に脱ぎやすいよう、前側にボタンの付いた脱ぎ着しやすい服を着ます。
もし、そういった服が自宅にない場合は、ビニール袋で服を作って着ると、染めた後に破って脱ぎ捨てることができるので便利ですよ。
・タオルを首の周りに巻く
3つ目に、後ろの髪を染める際、首にカラーリング剤が垂れてしまうことも考えられます。
ですから、それを防ぐためにも首にタオルを巻いておきましょう。その際、仮に垂れてしまっても捨てられるように、使い古したタオルを巻くのがポイントです。
・手袋をはめる
そして4つ目に、カラーリング剤が手に付いてしまうことを防ぐため、手袋をはめ、落ちてこないように手首の部分を輪ゴムでしっかりと留めます。
その際、染めた後に捨てられるので、クッキーやパンの生地をこねる時に使うビニール手袋がオススメです。
・カラーリング剤を塗って時間をおいたら洗い流す
その後はカラーリング剤を塗り、一定時間放置してから洗い流せば完了です。
この時、見えにくい部分まできれいに染めるためには、鏡を準備しておきましょう。
また、放置時間をきっちりと計るためには、タイマーの準備も必要です。
まとめ
髪を染めると周囲からも明るく清潔そうな印象を持たれるので大変嬉しい物です。
しかし、染める前にシャンプーをすると頭皮がしみて痛かったり、タオルを首に巻いていないことでカラーリング剤が垂れてお気に入りの服が汚れたりと、あなたの行動によってはリスクを伴うことがたくさんあるのも事実です。
ですから、問題なく髪を染めるためには面倒くさがらず、手順と注意点をよく読んだ上で、適切な方法を実践することが大切です。
今回ご紹介した内容を参考に、楽しくカラーリングできると良いですね。