ホホバオイルは髪にも肌にも潤いを与えてくれる成分をたっぷり含んだものです。
ヘアケア商品にもよく使われています。
では何故「髪によくない」と言われるようになったのでしょうか?
それは恐らく使いすぎによるものだと思います。ホホバオイルに限ったことではありませんが、オイルは使いすぎるとベタベタとした見た目になってしまいます。
さらにそれが毎日のシャンプーで落とし切れていない状態が続くとパーマ剤やカラー剤が効かなくなることがあります。
健康食品も食べ過ぎれば健康を害するように、何でも適量というのが大事です。
天然のオイルは濃度が濃いので少量から試して自分の毛量や長さに合う量を見つけてください。
ホホバオイルを髪の毛に使ったときの効果は?頭皮にもいい?
ホホバオイルの効果は主に3つあります。
・髪に潤いとツヤを出す
・頭皮の汚れを浮かせる
・頭皮環境を整える
ホホバオイルは「オイル」と呼ばれていますが正確にはワックス(液体状の蝋)で、人間の皮脂と似ています。
皮脂となじみがよく混ざりやすいので頭皮のマッサージに使うとクレンジング効果があります。
皮脂は取り除き過ぎても乾燥してしまいますが、多すぎても毛穴がつまる原因になったりします。
適度にクレンジングすることで頭皮を健やかに保つことができます。
ホホバオイルは保湿力に優れていて日焼け予防効果もあるので、ホホバオイルでコーティングすることで髪を乾燥や紫外線から保護してくれます。
更にホホバオイルに含まれるビタミンEは抗酸化作用があるのでアンチエイジングに、ビタミンAは肌をバリア効果があります。
ホホバオイルの気になる使い方は?髪や頭皮にもおすすめ!
ホホバオイルの使い方を3つ紹介します。
- シャンプー前の頭皮マッサージで月1クレンジング
シャンプーの前に頭皮にホホバオイルを適量なじませてマッサージしていきます。
目安は500円玉くらいの量でマッサージは基本下から上、生え際から頭のてっぺんへ向かって、自分が気持ちいいぐらいの力加減で行います。
ホホバオイルがいきわたり全体的に指が通せたらしっかりシャンプーをします。
やり過ぎると皮脂を必要以上に取ってしまいますので月に1回くらいのペースで行ってください。
- トリートメントに混ぜる
いつも使っている流すタイプのトリートメントに1~2滴ホホバオイルをたらします。
保湿力があがっていつもよりしっとり仕上がります。
- アウトバストリートメントとして使う
洗ってタオルドライした髪にドライヤーをかける前のトリートメントとして使用します。
この時につけすぎるとベタベタになってしまう可能性があるので、1円玉程度の量から試しましょう。
乾いた髪にも使えます。この時も使いすぎには注意して乾燥が気になる毛先をメインにつけてください。
ホホバオイルは色々な使い方ができる便利なオイルです。上手に取り入れて健やかな髪と頭皮を保ちましょう。
まとめ
「天然」や「植物性」と聞くと何でも体に良さそうな気がしますが必ずしもそうとは限りません。
天然のものは濃度が濃すぎる可能性がありますし植物性は植物にアレルギーがある人が使えばアレルギー症状がでる危険性があります。
選ぶ時に大事な基準は「自分に合う」ということです。
ホホバオイルにも精製されているものと精製していない純度の濃いものがあります。
精製されていないものは栄養分が損なわれることなく、ホホバオイルの良いところすべてを取り入れることができます。
精製されているものは精製の過程で栄養も少し抜けてしまいますが、不純物等も取り除かれているのでアレルギーや皮膚トラブルも起きにくいです。
どちらにもメリット・デメリットがあるので何が自分に合うのか考えつつ試していきましょう。
自分の髪や頭皮のタイプや状態がわからない場合は信頼できる美容師に相談してみてください。